オフィスの華には毒がある
「別に、平気です」
変な空気と沈黙が広がる。
「いや、平気じゃないだろ?誤解だぞ、なんか色々と」
「……うーーーー、あー、夜風が気持ちいいー!酔い覚めてきましたー!!主任、さっきの、僕のフォローうまくないですかぁ?」
気まずい空気の流れる主任とわたしの間に突如割って入ってくる塩井くん。
酔っているからなのか、新人だからなのか、彼のキャラなのかは分からないけど、今回はちょっと助けられたかも。
「あーもー、やめろ、フォローとかほら、分かったから、なー?」
主任もそう思ったのか、塩井くんに駆け寄る。
「遠藤さん、うまく誤魔化せたと思うんですけど。あ、僕三上先輩送って行きますよー!」
えええ。
若さって怖い。アルコール処理能力、高くない?!
あんた今までここで結構ギリギリラインな言動のオンパレードだったけど?!
て言うか、わたしに誤魔化すって、なによ。
「……お前、送れるの?」
「はい、三上さん綺麗だし、間違いが起きても後悔しません!」
違う違う、なんであんた過ちを犯される、みたいな立ち位置にいるわけ?
変な空気と沈黙が広がる。
「いや、平気じゃないだろ?誤解だぞ、なんか色々と」
「……うーーーー、あー、夜風が気持ちいいー!酔い覚めてきましたー!!主任、さっきの、僕のフォローうまくないですかぁ?」
気まずい空気の流れる主任とわたしの間に突如割って入ってくる塩井くん。
酔っているからなのか、新人だからなのか、彼のキャラなのかは分からないけど、今回はちょっと助けられたかも。
「あーもー、やめろ、フォローとかほら、分かったから、なー?」
主任もそう思ったのか、塩井くんに駆け寄る。
「遠藤さん、うまく誤魔化せたと思うんですけど。あ、僕三上先輩送って行きますよー!」
えええ。
若さって怖い。アルコール処理能力、高くない?!
あんた今までここで結構ギリギリラインな言動のオンパレードだったけど?!
て言うか、わたしに誤魔化すって、なによ。
「……お前、送れるの?」
「はい、三上さん綺麗だし、間違いが起きても後悔しません!」
違う違う、なんであんた過ちを犯される、みたいな立ち位置にいるわけ?