オフィスの華には毒がある
「いや、年齢を偽ってまで、ブログをやっていたのは、自分の趣味を思いっきり満喫したかったからで。そんな中で、とても話の合う『たまこさん』とのやりとりは、凄く楽しかったから……」
あれ?わたし、なに言っているんだろう。
主任が、こっちをじっと見ているのが分かる。
「俺も、すごく楽しかった。で、エナさんが遠藤さんだ、って分かったとき、ヤバい!って思うと同時に嬉しかった」
へ……?
「だって、すごくない?話があうなー、趣味が合うなー、会ってみたいなーって子がリアルで好きな人だった、って、あり得なくない?」
リアルで……好きな人?
誰が?誰を?なんで?え??
「あ」
パニクるわたしの隣で、小さく叫んだ主任が肩をすくめる。
あれ?わたし、なに言っているんだろう。
主任が、こっちをじっと見ているのが分かる。
「俺も、すごく楽しかった。で、エナさんが遠藤さんだ、って分かったとき、ヤバい!って思うと同時に嬉しかった」
へ……?
「だって、すごくない?話があうなー、趣味が合うなー、会ってみたいなーって子がリアルで好きな人だった、って、あり得なくない?」
リアルで……好きな人?
誰が?誰を?なんで?え??
「あ」
パニクるわたしの隣で、小さく叫んだ主任が肩をすくめる。