オフィスの華には毒がある
おまけ
*****
「な?言っただろ?」
「……ほんとだ」
パソコンの前で、自分の血の気が引く音を感じつつ目眩を覚えたわたし。
付き合うことになって、しばらくしたある日、ブログの話になって。
『あんな思わせ振りなコメントもさ、これはもういよいよ俺は試されているのか?とか思うじゃん。そのわりに普通に接してくるしさ』
と、むくれる主任。
なんのことかと尋ねると、ブログで最後のやり取りの話……なんて、言われて。
そう言えば、結局ブログ放置したまんまだ……と思いつつ、『思わせ振り』なんて言葉に引っ掛かって。
なんのことでしたっけ、と聞いてみれば
『えっ本気で言ってんの?!悪い女だ!!』
と騒ぎだすので……二人でデートした帰り、一緒にわたしの部屋でパソコンを開く。
二人で覗きこんだわたしのホームページには、確かに、消したはずのコメントがしっかり、載っていて。
「な?言っただろ?」
「……ほんとだ」
パソコンの前で、自分の血の気が引く音を感じつつ目眩を覚えたわたし。
付き合うことになって、しばらくしたある日、ブログの話になって。
『あんな思わせ振りなコメントもさ、これはもういよいよ俺は試されているのか?とか思うじゃん。そのわりに普通に接してくるしさ』
と、むくれる主任。
なんのことかと尋ねると、ブログで最後のやり取りの話……なんて、言われて。
そう言えば、結局ブログ放置したまんまだ……と思いつつ、『思わせ振り』なんて言葉に引っ掛かって。
なんのことでしたっけ、と聞いてみれば
『えっ本気で言ってんの?!悪い女だ!!』
と騒ぎだすので……二人でデートした帰り、一緒にわたしの部屋でパソコンを開く。
二人で覗きこんだわたしのホームページには、確かに、消したはずのコメントがしっかり、載っていて。