藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
その6 藤くんの理想に近づきたい件
「影山くん、その髪型すごい似合うね!かっこいい〜」
私の隣の席に座っている影山修二に対して、甲高い声を放つ赤井さん。
確かに教室に入った瞬間、クラスの女子が何やら色めきだっていたのを少々感じ取れた。
藤くんはというと……
あの後めちゃくちゃ機嫌が悪くなってすぐに教室へ戻ってしまったという。
藤くんと話したい…
離したくない〜
って歌があったよな。
なんて。
私は自分の席に座りながら、チラッと藤くんのいる左斜め後ろへまた熱い視線を送っていた。
楽しそうに前の席の男子と笑顔で話してるけどーーー
「っ痛」
私の隣の席に座っている影山修二に対して、甲高い声を放つ赤井さん。
確かに教室に入った瞬間、クラスの女子が何やら色めきだっていたのを少々感じ取れた。
藤くんはというと……
あの後めちゃくちゃ機嫌が悪くなってすぐに教室へ戻ってしまったという。
藤くんと話したい…
離したくない〜
って歌があったよな。
なんて。
私は自分の席に座りながら、チラッと藤くんのいる左斜め後ろへまた熱い視線を送っていた。
楽しそうに前の席の男子と笑顔で話してるけどーーー
「っ痛」