藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
その2 藤くんと同じクラスになった件
「あぁぁぁ〜…緊張してもう見れないよ〜!!」
私の人生史上、こんなにドキドキすることはかつてなかったかもしれない。
「…アンタ、なんかの合格発表ってわけじゃないんだからね」
今日から私は高校2年生になった。
そう。新しい学年と言えば新しいクラスになるということだ。
私はクラス分けが書かれている掲示板の前で右往左往していた。
「見たいけど……でも、怖い。怖すぎる!麻美様、お願いします。私のも見て来てくださいませ」
私は麻美に今にも土下座するくらいの勢いでお願いした。
「はいはい。ほんと大袈裟なんだから。じゃあ見に行ってくるから、そこいなよ」
そう言いながら麻美さんは躊躇することもなく私の元から離れていった。
私がなぜこんなにも緊張しているのか。
それはこのクラス替えは私の今後の運命がかかっているといっても過言ではないからだ。
私の人生史上、こんなにドキドキすることはかつてなかったかもしれない。
「…アンタ、なんかの合格発表ってわけじゃないんだからね」
今日から私は高校2年生になった。
そう。新しい学年と言えば新しいクラスになるということだ。
私はクラス分けが書かれている掲示板の前で右往左往していた。
「見たいけど……でも、怖い。怖すぎる!麻美様、お願いします。私のも見て来てくださいませ」
私は麻美に今にも土下座するくらいの勢いでお願いした。
「はいはい。ほんと大袈裟なんだから。じゃあ見に行ってくるから、そこいなよ」
そう言いながら麻美さんは躊躇することもなく私の元から離れていった。
私がなぜこんなにも緊張しているのか。
それはこのクラス替えは私の今後の運命がかかっているといっても過言ではないからだ。