藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
って、
「もしかして藤くん私のこと本当は頭がいいと思ってるってこと?」
「………は?」
「だから私のことバカだと思いたかったけど、テストの点もよかったし頭がよかったってことに気づいたってこと?」
「………もうお前の馬鹿さについていけない」
藤くんは再び深いため息をつきながら、教室へと向かって行こうとした。
「あ、待って〜!」
「あ、そうだ」
藤くんは足を止めた。
「今度勉強するんだったら、俺が教えてやるから」
「えっ!!本当に??」
「スパルタで」
「え〜!!」
と言いつつ、スパルタ藤くんをまた見ることができるなんて嬉しくてニヤニヤしてしまう私。
藤くんのために勉強頑張ったこと、無駄じゃなかったんだよね?
私、少しは藤くんの理想に近づけたかな………?
ふと廊下の窓から外を見ると空は晴れていた。
今日は久々に快晴。
これからいいことが起こりそうな予感。
「もしかして藤くん私のこと本当は頭がいいと思ってるってこと?」
「………は?」
「だから私のことバカだと思いたかったけど、テストの点もよかったし頭がよかったってことに気づいたってこと?」
「………もうお前の馬鹿さについていけない」
藤くんは再び深いため息をつきながら、教室へと向かって行こうとした。
「あ、待って〜!」
「あ、そうだ」
藤くんは足を止めた。
「今度勉強するんだったら、俺が教えてやるから」
「えっ!!本当に??」
「スパルタで」
「え〜!!」
と言いつつ、スパルタ藤くんをまた見ることができるなんて嬉しくてニヤニヤしてしまう私。
藤くんのために勉強頑張ったこと、無駄じゃなかったんだよね?
私、少しは藤くんの理想に近づけたかな………?
ふと廊下の窓から外を見ると空は晴れていた。
今日は久々に快晴。
これからいいことが起こりそうな予感。