藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
今回のクラス替えでもしかすると…
「邪魔」
「あっすみませ……って、藤くん!」
そう、そうなのだ。
今日はもしかすると川嶋美波は、
今私の目の前にいる藤拓也くんと
同じクラスになるかもしれないのだ。
しかも2年生からクラス替えはないので3年生になっても一緒。
つまり2年間は一緒なのだ。
「藤くん、クラス替えの表見た?」
「あぁ、見たよ。なんか最悪な2年間になりそうだった」
「え?それってどういうこと?」
「美波、見てきたよ。一緒に2組だった」
麻美さんが掲示板の前から戻ってきたようだ。
「うそ!嬉しいよ〜!藤くん!!藤くんは???」
私は藤くんに振り返った。
振り向くと藤くんはいつものようにスタスタと教室がある方へ歩いて行っていた。
「邪魔」
「あっすみませ……って、藤くん!」
そう、そうなのだ。
今日はもしかすると川嶋美波は、
今私の目の前にいる藤拓也くんと
同じクラスになるかもしれないのだ。
しかも2年生からクラス替えはないので3年生になっても一緒。
つまり2年間は一緒なのだ。
「藤くん、クラス替えの表見た?」
「あぁ、見たよ。なんか最悪な2年間になりそうだった」
「え?それってどういうこと?」
「美波、見てきたよ。一緒に2組だった」
麻美さんが掲示板の前から戻ってきたようだ。
「うそ!嬉しいよ〜!藤くん!!藤くんは???」
私は藤くんに振り返った。
振り向くと藤くんはいつものようにスタスタと教室がある方へ歩いて行っていた。