藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
ピーンポーン
家中に機械的なチャイム音が鳴り響いた。
小腹が空いたので冷蔵庫を漁っていた私。
時刻は現在お昼もとっくに過ぎた17時だった。
こんな時間に誰だろう。
宗教の勧誘もしくは最近なぜかよく来る貴金属の買取業者だろうか。
前に一人で家にいた時に迂闊に出てしまい、危険なオーラが出ているからと言って壺を買わされそうになったことがある私は、インターホンが鳴るといきなり行動をスローにし、居留守を使うこともしばしば。
私は忍び足でキッチンのすぐそばにあるインターホンのモニターをチェックした。
「………えっ!?」
家中に機械的なチャイム音が鳴り響いた。
小腹が空いたので冷蔵庫を漁っていた私。
時刻は現在お昼もとっくに過ぎた17時だった。
こんな時間に誰だろう。
宗教の勧誘もしくは最近なぜかよく来る貴金属の買取業者だろうか。
前に一人で家にいた時に迂闊に出てしまい、危険なオーラが出ているからと言って壺を買わされそうになったことがある私は、インターホンが鳴るといきなり行動をスローにし、居留守を使うこともしばしば。
私は忍び足でキッチンのすぐそばにあるインターホンのモニターをチェックした。
「………えっ!?」