藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
それにしても2票が気になって気になって気になって。
今日は全く授業が身に入らない。
※いつもです。
気づけば今の授業は英語だった。
でもそんなことより今はこのクラスで私のことを好きな男がいるかもしれないのだ。
誰だろう。
まさか藤くんが入れてくれた?
なーんて「おい、川嶋」
「はい?」
首を前に向けると教壇に立っている英語の井出先生が何やら私を呼んでいる。
何度呼んだら分かるんだと言っているところをみると何度か呼ばれていてようやく今気づいたみたいだ。
「影山に教科書見せてやれ」
なんのことだ?と思い横を見るとこっちを睨んでくる影山修二。
どうやら教科書を忘れてしまっているようだ。
と言ってもいつも忘れている気がするが。
私は離れていた机同士の空間を埋め、間に教科書を置いた。
すると、影山修二は教科書に書かれていた英文をスラスラと読み始めた。
どうやら井出先生に指されていたようだ。
今日は全く授業が身に入らない。
※いつもです。
気づけば今の授業は英語だった。
でもそんなことより今はこのクラスで私のことを好きな男がいるかもしれないのだ。
誰だろう。
まさか藤くんが入れてくれた?
なーんて「おい、川嶋」
「はい?」
首を前に向けると教壇に立っている英語の井出先生が何やら私を呼んでいる。
何度呼んだら分かるんだと言っているところをみると何度か呼ばれていてようやく今気づいたみたいだ。
「影山に教科書見せてやれ」
なんのことだ?と思い横を見るとこっちを睨んでくる影山修二。
どうやら教科書を忘れてしまっているようだ。
と言ってもいつも忘れている気がするが。
私は離れていた机同士の空間を埋め、間に教科書を置いた。
すると、影山修二は教科書に書かれていた英文をスラスラと読み始めた。
どうやら井出先生に指されていたようだ。