藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
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「わああああああああ〜!!!」
私の頭上をヒラヒラとたくさんの白いものが舞う。
それは決して雪などというロマンチックなものではなく。
その白いものの正体はプリントの束だ。
私は廊下で大量のプリントをブチまけていた。
帰りのSHR後に担任の酒井先生から社会科準備室に運んでおくように頼まれたのだ。
学級委員だからという理由で。
それなのに相方のケインはというと部活に行かなければならないという理由でか弱い私に押し付けてきたのだ。
なんて卑劣なやつ。
そして、思ったより多めの資料等を職員室にて渡された私は、社会科準備室へ行き途中にて予想通りのばら撒きなう。
こんなことなら横着せずに2回に分ければよかったと絶賛後悔中だ。