藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
「理屈なんてないよ。………藤くんだからだよ」
「……………」
「だから、私は藤くんからどんなに冷たくされもどんなに意地悪されても……この気持ちは変わんないよ。
例え藤くんがこれから犯罪者になってもニートになっても、それもひっくるめて変わらずずっと好き……」
私は言いながら、初めてLINEではなく、自分の口からちゃんと『好き』という言葉を発したことに気づいた。
藤くんの誘導尋問に乗せられた気もするけど……
これは歴とした人生初めての告白だ。
その恥ずかしさからカッと耳まで赤くなる。
私は俯きながら、言葉を続けた。
「…………なんです」
「……………」
「だから、私は藤くんからどんなに冷たくされもどんなに意地悪されても……この気持ちは変わんないよ。
例え藤くんがこれから犯罪者になってもニートになっても、それもひっくるめて変わらずずっと好き……」
私は言いながら、初めてLINEではなく、自分の口からちゃんと『好き』という言葉を発したことに気づいた。
藤くんの誘導尋問に乗せられた気もするけど……
これは歴とした人生初めての告白だ。
その恥ずかしさからカッと耳まで赤くなる。
私は俯きながら、言葉を続けた。
「…………なんです」