藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
「まぁいいよ。行きゃいいんだろ」


「えっ!!」



影山修二はダルそうに重い腰をあげながら言った。


そして私の存在はあたかもなかったかのように私を横切り歩いて行った。


どういう辺境の変化か分からないが、とりあえず級長の役目をこんなところで果たせた気がした。



って私、置いて行かれてるんだけど!



「ちょっ、ちょっと待ちたまえ!!」


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