藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
カレーを持った影山修二がまた鬼のような形相で私を見下ろしている。
ように見えたが、彼にとっては普通の顔なのかもしれない。
「えっあっはいはい」
私は私の隣に座ってた伊藤さんに声をかけ、少し寄ってもらい影山修二一人分の席を確保した。
そこに影山修二は図々しくもがっつり座り、おかげでこっち側のベンチ型の椅子は若干キャパオーバーだ。
さっきまで赤井さんとイチャこいていたのに、なぜこっちにいきなり来たんだ?
赤井さんを確認すると隣の井本くんと楽しそうに話をしていた。
コイツ、振られてこっちに逃げて来たな。ぷぷぷ。
「…………」
「外でカレー食べるって美味しいよね!」
私は沈黙に耐えきれず口を開いた。
「お前、バカのくせに料理も出来ないんだな」
ように見えたが、彼にとっては普通の顔なのかもしれない。
「えっあっはいはい」
私は私の隣に座ってた伊藤さんに声をかけ、少し寄ってもらい影山修二一人分の席を確保した。
そこに影山修二は図々しくもがっつり座り、おかげでこっち側のベンチ型の椅子は若干キャパオーバーだ。
さっきまで赤井さんとイチャこいていたのに、なぜこっちにいきなり来たんだ?
赤井さんを確認すると隣の井本くんと楽しそうに話をしていた。
コイツ、振られてこっちに逃げて来たな。ぷぷぷ。
「…………」
「外でカレー食べるって美味しいよね!」
私は沈黙に耐えきれず口を開いた。
「お前、バカのくせに料理も出来ないんだな」