藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
やっヤツは今度は私が料理が出来ないことについて罵る気だ!!
私は自慢じゃないが料理が全く出来ない。
そこで材料洗うぐらいなら…と思っていたのだが。
影山修二を迎えに行ってしまったために、その用事はもう全て他の人がやっており材料を切る工程へと進んでいた。
だが、包丁でジャガイモの皮を剥くどころかにんじんさえうまく切れなかった私は、内田さんに
「川嶋さんはあっちに行ってて」
と言われ、縮こまっていたのだ。
「お前ってさ、」
影山修二が珍しく私に話しかけてきた。
「何か出来ることあんの?」
「………」
私は自慢じゃないが料理が全く出来ない。
そこで材料洗うぐらいなら…と思っていたのだが。
影山修二を迎えに行ってしまったために、その用事はもう全て他の人がやっており材料を切る工程へと進んでいた。
だが、包丁でジャガイモの皮を剥くどころかにんじんさえうまく切れなかった私は、内田さんに
「川嶋さんはあっちに行ってて」
と言われ、縮こまっていたのだ。
「お前ってさ、」
影山修二が珍しく私に話しかけてきた。
「何か出来ることあんの?」
「………」