藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
私たちは洗い場に到着し、洗い物を開始した。
「それよりさっきうちの班、アンタの話で持ちきりだったよ」
「へっ?私?」
「そう」
「もしかして藤くんの想い人が実は私だとかって話??」
「いや、全く違う」
私はみんなが食べた後のお皿を洗いながら多少の恨みも込めつつゴシゴシ洗っている。
「アンタと影山がデキてるって」
「はっ!???」
私は手に持って洗っていたお皿を不覚にも落としてしまった。
しかしアルミ製なので割れることはなかった。
しかし、今はそんなことどうでもいい。
「影山って全然他の人と話さないけど美波とは話すし、今日も二人隣で仲良さげにカレー食べる〜とかって」
いつの間に藤から影山に乗り換えたの?と聞いてきた麻美さんの声は私の耳に届いてなかった。
「それよりさっきうちの班、アンタの話で持ちきりだったよ」
「へっ?私?」
「そう」
「もしかして藤くんの想い人が実は私だとかって話??」
「いや、全く違う」
私はみんなが食べた後のお皿を洗いながら多少の恨みも込めつつゴシゴシ洗っている。
「アンタと影山がデキてるって」
「はっ!???」
私は手に持って洗っていたお皿を不覚にも落としてしまった。
しかしアルミ製なので割れることはなかった。
しかし、今はそんなことどうでもいい。
「影山って全然他の人と話さないけど美波とは話すし、今日も二人隣で仲良さげにカレー食べる〜とかって」
いつの間に藤から影山に乗り換えたの?と聞いてきた麻美さんの声は私の耳に届いてなかった。