私が出会った最強男
私はおでこに冷たいタオルをおかれ

「熱があるからゆっくりしててね」

ひんやりしたタオルが気持ちいい

私は"ミズキ"の手握りながら意識を失った



んん?まぶしい。

確か私は男といて、それから倒れて"ミズキ"に拾われて

って"ミズキ"は?

辺りを見回すけど誰もいない

どこにいったの?

するとガチャ--

"ミズキ"とすごく綺麗な人が入ってきた

"ミズキ"とは違う美しさ__

すごい、こんなにもきれいで美しい人は見たことなかった

しばらく見とれていると"ミズキ"が

「こいつはリュウキ」

"リュウキ"私の方なんて見ないでソファーに座ってビールとタバコをすっていた

「優愛ちゃん、もう起きて大丈夫?」

『はい。ありがとうございました。』

そういって立ち上がって出ていこうとすると

「待って。優愛ちゃんに聞きたいことがあるんだ」

私は渋々もう一度座って"ミズキ"の話を聞くことにした

『話って何ですか?ミズキさんが知りたいことなど私は持っていませんけど』

本当なんなんだろう

私はさっさと帰りたいのに

もう二度と関わることはないのに

私に聞くことなんてあるのだろうか?

「敬語はしなくていいよ。あと呼び捨てでいいよ」

『分かった。』

「それで聞きたいことなんだけど、優愛ちゃんあんな夜遅くに何してたの?」

なんだ___この事か

「隣にいた男彼氏じゃやないよね?」

『えぇ。そうよ。』

「優愛ちゃん今何歳?」

『16歳』

ミズキは顔を歪めた

「まさか春売しようとしたの?」

私はフッと笑って

『えぇ。そうよ。体を売る代わりに私は愛をもらってるの』
< 5 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop