私が出会った最強男
「優愛ちゃん。____ごめん。」

頭を下げてきた。

このごめんの意味は私を守れなかったことだろう。

『_____ミズキ。』

「ほんとにごめんね。」

このごめんは私を愛せなかったことのごめん。

『___もう、いいから顔あげて。』

「でも___。」

『あげて?』

「うん。」

顔をあげたミズキの顔はとても悲しそうだった。

この顔は嫌い。

そんな顔見たくない。笑っていてほしいのに、私がこんな顔をさせてるんだ。

あぁ、苦しい。

やっぱり人を幸せにできることはできないのかな。

「ミズキ。お前は責任者からおろす。」

「______あぁ。」

そういったミズキの声は震えていて、苦しそうだった。




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