私が出会った最強男
「優愛。帰るぞ。」

『____うん。』

このまま、ミズキを一人にしたほうがいいのか迷ったけど私がそばにいたって何もできない。

だって、こんなに苦しませているのは、紛れもなく私のせいだから。

今は車で私の家に向かっている。

『リュウキ。もう、私いかないから。倉庫に。きょうで最後だから、明日からは来ないで。』

「お前、殺されてぇのか?」

『?』

「俺が今からお前の責任者だ」

は?何それ。

「俺が守ってやる。」

なんで、そうなるの?

じゃあ、私がどんなに頑張ってもこの人たちとは関わらないといけないの?

『別にいらない』

「てめぇ、殺すぞ。」





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