私が出会った最強男
次の日。

『リュウキが来たんだ。』

「来たらわりぃのかよ。」

『リュウキのことだから来ないかと思った。』

「____殺すぞ。」

そして、何だかんだで倉庫に行った。

中にはミズキがいて、昨日の今日で私的には会いたくなかったけど、ミズキは昨日のことがなかったようにいつものように笑っていた。

リュウキはつくなりすぐ寝てしまった。

昨日もそうだった。

疲れてる。何かあったのかな?

それにミズキも昨日はなかったはずのあざがあった。

いつもなら興味ないけど、今回は胸騒ぎがした。

『ミズキ。ちょっといい?』

「どうしたの?」

『リュウキのことなんだけど__何かあったの?』

ミズキは少し困った顔をして、

「リュウキは優愛ちゃんを襲った犯人を探してるんだ。でももう昨日、見つかったんだ。」

私のためにそんなことしてるの?

私の為に怪我までして。

私そこまでしてもらう覚えないわ。

私リュウキやミズキに何かした?

何もしてない。

傷つけただけ。
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