私が出会った最強男
リュウキはどこかの部屋に来ると手を離した。

リュウキの手を離した私の手はどこか寂しくて。

「来い」

リュウキが部屋に入り、私をベットの上で待っている。

どうやら、ここは寝室らしい。

私は逆らうこともなく、リュウキの元にいく。

『__んんっ。』

やっぱしなれない。

激しくて苦しくてほんとに余裕のないキス。

しばらくすると唇が離された。

"ものたりない"そう感じるのはどうしてだろう。

普通男女が寝室で激しいキスをしたら、あとはもうすることはひとつしかない。

リュウキはそっと私をベットにおしたおした。

だけど、いつまでたってもなにもしない。


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