初めまして恋心
山辺の笑った顔が好き…

この言葉は胸に暖かく響いた

『あら晶君来てない…呼んでくるね!!』

私は晶君の部屋のチャイムを何回も押した

『うるせ…って山辺か…』

『おはよ!』

『ゥスッ…昨日は大丈夫か?』

『何が?』

『何でもねーや…』

きっとこれが彼の優しさ何だろう…



実はあそこにいるのがきつくて…

浩人君に逢うのがきつくて…

まだ行きたくない…

『たんま』

!?

晶君は私の手をひいた

『俺風呂の鍵持ってってない…悪いけどついてきてくんない?』

『え…?
うん…』

全く…彼はどこまで分かってんだか…



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