闇に染まった真実。




朔夜の拳に比べれば痛くもかゆくもない。


ひるまない私に驚いた葵。




…遅い。その隙をついて、後ろから回し蹴り。




…決まった。葵は膝をついて、




「マジかっこ悪いな、僕。栞ちゃん強過ぎ…でも次は負けないからな!」



頬を膨らませて拗ねた葵はとても可愛かった。






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