闇に染まった真実。




…栞を王龍の総長が助けた?


だって元から王龍の姫だったんじゃないのか? それで、俺らを裏切ったんじゃなかったのか?


頭の中でいろいろな疑問が浮かぶ。


「まぁ、いい。今日のところは引き上げる。その様子じゃ戦うどころじゃなさそうだしな。」


そう言った総長はどこまでも余裕そうに、ケンカをやめて仲間と出て行った。







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