闇に染まった真実。


…あ。あぁ!なに好きな人に抱きついてるの、私は!

バカすぎるよ!なにやってんだよ!


自分がしたことに気づいて顔が熱くなって。



「なに朔夜赤くなってんだよー!」


「うるせぇ!」


「ご、ごごっごめん!飛びついて!」


恥ずかしさとパニックで噛みまくって。


「…別に。ほら、近くのショッピングモールでいいのか?」


朔夜は手で顔を隠してたけど、隙間から見えた頬は真っ赤になっていた。


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