闇に染まった真実。



直哉が言うと、私を起こしに来たらしい皆がニヤニヤと笑っている。

「んなっ!わ、分かったから!もう起きるから!」

これ以上言われるのは困るので、そそくさとベットから出た。


「じゃあ準備出来たらこいよな。あ、朔夜もまだ寝てるから起こしといてね〜!」

語尾に音符がつきそうな声でそういうと皆出て行ってしまった。


え?まだ朔夜もねてるの?


てか、なんで私が起こすの?



あ、昨日告白したんだった。


…あ。



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