闇に染まった真実。




今の状況を理解した途端、恥ずかしくて、思わず顔を手で覆う。


…そっか。付き合うんだ、私たち。


なんか夢みたいで怖い。こんな気持ち初めてで少し戸惑うけれど、このドキドキも嫌いじゃない。


「と、とりあえず着替えなきゃ。そのあと起こしに行こう。」


バックから予備で持ってきたデニムのショートパンツと黒くて少し大きめの黒い半袖に着替える。


髪も今日はサイドアップにして、前髪は流した。


準備が出来て、部屋から出る。


えっと、確か朔夜の部屋はここだっけ?

昨日の記憶をたどり、朔夜の部屋の前に来た。


…けど。


なにこれ?なんかすごく緊張する!ドアの前で3回深呼吸を繰り返す。


よし。行こう。




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