闇に染まった真実。
放課後、やっぱり話は文化祭の事で盛り上がっていて。その輪に入れないのはちょっとさみしいけれど、皆の話はすごい楽しかった。
朔夜たちは、「執事・メイド喫茶」とやらをやるらしい。
コスプレ喫茶と似ている気がするけれど、朔夜たちはカッコいいから沢山人が来るんだろうな。
でも直哉や遥が言うには、可愛い女子がいないらしい。
まぁ、ほぼギャルだから分からなくはないけど。
「栞!お前来いよな!」
なんて言うから、どう反応していいかわからなかった。
とりあえず「気が向いたらね。」と、笑って誤魔化してみたけど。
まぁ、昼休みとかにちょっと覗こうかな…?なんて。
どんな服を着ているか楽しみだ。それに、直哉なんて、執事って柄じゃないでしょ。
と、少し笑うと
「絶対来いよな。」
なんて、朔夜が言った。