闇に染まった真実。
私はこのまま、ここに閉じ込められるの….?もう、皆とは会えないの?
殴られるたび、弱気になって。私だって何も変わっていないじゃないか、と自己嫌悪感に陥る。
外はもう暗い。皆…文化祭おわったかなぁ。結局皆のとこ見に行けなかった。
私がいないことに気づいてくれるのだろうか。…助けに来てくれるのだろうか。
視界は溢れた涙でぐちゃぐちゃで。それでも容赦なく殴り続けるこの人は悪魔か何かなのだろうか。
「お前なんかに負けない!きっと…きっと助けに来てくれる…。」
「お前に仲間なんかいないだろ?」
そう嘲笑うこいつをもう一度おもいっきり蹴る。
それでも、不気味に笑っていた。もう、何言っても効かない。