闇に染まった真実。




本当に、馬鹿だっ…。



あんな事が言いたかったんじゃないのに。



どうしよう。…もし、これで皆と仲が悪くなったら?話せなくなったら。



今度は裏切られたとかじゃない。私が、子供みたいに我儘言ったから。



私のせい、だ。




ちゃんと、朔夜の話聞けばよかった。



服は水分を含んで重たくなって。段々と歩くスピードが落ちて。




家に着いたけど、どうやってきたのか覚えていない。



綺麗な服に着替えたけど。もやもやは消えなくて。



電気もつけずに、ベッドに潜り込む。



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