闇に染まった真実。
「気をつけてね?白牙には。」

「うん!」

二年生とは違う階なので別れた。


「なにあいつ!白牙様を裏切ったくせに!!」


「ホントにサイッテーっ!!」



なんでだろう。なに言われても冷静でいられる。昨日とは全然違う…。昨日は余裕がなかったけど…皆のおかげだね…!



聞こえないフリをして教室に入る。それが気に入らないのか女達は顔を歪めている。

それも全部無視。


私が席に着くと、白牙の皆が近づいてきた。

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