闇に染まった真実。

二回目の裏切り裕也side






俺は昨日皆に族がせめてくることを話して、普通に過ごした。




今は、王華のことでいっぱいなのに。

なんで今さらお前が出て来るんだよ?もうあの日のことは終わったはずだったのに…


今日、学校に来たら栞が王龍達と一緒にいたんだ。俺たちの見たことのない笑顔を見せて。


お前は最初から裏切り者だったのか?
俺は怒りがフツフツと湧き上がって来た。

俺は怒鳴ったんだ。二回も裏切ったんだって。でもそれにも動揺せず、冷たく淡々と言葉を並べた栞。最後には睨んで。


もう、お前が何なのかわからねぇよ…。


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