タンポポの約束。




「たんぽぽちゃん
もしかして夏祭りの時言ってた人って…」











四葉さんはなんとも言えない顔で私を見る



私がコクっと頷くとますます何とも言えない顔になった











「手嶋、お前って本当にいつもそうだよな」





「どういうことかな〜?」





「ヘラヘラしやがって」











四葉さんは今まで見たことないくらい怖い顔をしている




ミナくん先生は落ち着いてるけど…
少し顔色が悪くなってる気がする…かも…?











「俺は一度も忘れたことなんてないし
笑わないといけないだろう?」





「うるさいんだよ
どうだろうが俺はお前が気に食わない」











何のことだかさっぱりわからないことで言い争う二人に戸惑ってしまう





前四葉さんが疎遠になったって言ってたけど
こりゃ疎遠になるな〜って感じ…




すごく仲悪そう…




ミナくん先生はそうでもない感じだけど
四葉さんは何故か憎しみの目で見てるし…











「たんぽぽちゃん、俺はこいつのことやめた方がいいと思うよ」





「えっ!?」











先生が横にいるのにそんなこと…
バレちゃうじゃん〜…






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