タンポポの約束。
remember>>4
スケッチブックの中身
それから数ヶ月
今日から私は2年生になりましたっ♪
先生の熱心な指導のおかげで
なんとかギリギリ留年することなく、進級できました♪
結局あれからミナくん先生に何も教えてもらうことはなく
ナツメ先輩と別れれることもなく
ただ平凡に日常は過ぎて行っていました
そして今、クラス替えをふうちゃんとテルくんと眺めているのですが…
「8組…雨宮昭…あんたあるじゃない」
ふうちゃんはさっそくテルくんの名前を見つけた
「神凪たんぽぽ…ぽぽあるぞ!!!
俺と同じクラスだな!!」
「本当だ〜♪
これからもよろしくねテルくん♪」
「って、三日月風花…お前も同じクラスかよ」
「私だってあんたみたいな奴と同じクラス嫌よ」
ふうちゃんとテルくんも同じクラス♪
今年はついてる〜♪
まぁふうちゃんとテルくんはいつもみたいに言い合いしてるけどね…
「担任誰だろうな!
ぽぽはあの変態教師がいいだろ?」
「なっ!」
テルくんはニッと笑いながら私を見つめてくる
ふうちゃんも微笑んでみてくるし…
「私は別にその…い、いいもんね〜…」
私はなんとなく恥ずかしくてそんなことを言うけど
絶対顔真っ赤だと思う…
そんなことを話しながら教室のドアを開ける