タンポポの約束。




「そこのお二人さーん
ちょっと手伝ってくれない?」











私とテルくんが話していると
後ろからいつも聞いている優しい声が聞こえてきた











「ミナくん先生♪」





「お前の手伝いする時間なんてねーよ!」











ミナくん先生は両手いっぱいに荷物を持っていてとても重たそう




テルくんは何故か先生のことを敵視してるからそうやって突っかかる











「ケチな男はモテないぞー
モテたいんだろ?じゃー手伝えよ〜?」











そんなテルくんの言葉なんて綺麗に流して
一枚上手に返す先生




さすが大人だ〜…











「別にモテたくねーけど!!
仕方ないから手伝ってやるよ!」





「おー、ありがとな」











テルくんはまんまと作戦にハマってしまっている











「私も手伝いますよ♪」





「ありがとな」











本当にかっこいい…



先生の手伝いなら何でもしますっ
なんちって笑






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