タンポポの約束。
でも、先生は悲しそうに顔を歪めて
眉をはの字に曲げる
「多分あいつは
話してもくれないと思うよ俺と」
そんな…
話してみなくちゃわからない
きっと話さなくちゃわからないことがあるもん
そのままなんて私が嫌だよ…
余計なおせっかいでもいい
そんなのみつばさんも望んでないと思うもん
「私が…私がなんとかします…!」
仲直りさせる
そういう気持ちを込めて先生を見つめると
先生はフッと優しく微笑んだ
「じゃあお願いしようかな
スケッチブック見たバツとしてよろしくな」
「はいっ♪」
私がなんとかする
そういう気持ちで私は四葉さんの所に行くことにした
もう今日は勉強はいいからって先生に言われたから…