タンポポの約束。
remember>>5

それぞれの気づいた想い





ミナくん先生と四葉さんが仲直りして
数ヶ月が経ちました



7月です
もうすぐで夏休みです!!






そして…今回先生のおかげで赤点はありませんでしたっ♪




つまり夏休みは自由ということなのです♪
そんなことを考え、ウキウキしながら登校していると、突然誰かから肩をポンッと触られた











「よ!マイハニー」





「ナツメ先輩!」











そう、一応いまだに形だけのお付き合いのナツメ先輩だった




私が先生が好きだと言っても
全然聞く耳を持たないので少し諦めています








でもなんでかな?
先生の過去を知り、彼女がいないとわかると
彼女になれたらいいな…なんて考えてる自分がいる





きっと先生はまだみつばさんが好きなのに…





なんてこと考えているんだろう私は…











「夏祭り一緒行くからな!空けとけよ!」





「わかりました〜」











本当はミナくん先生と行きたかった
なんて…嘘ですごめんなさい




仕方ないよね…形だけでも彼氏って人なんだもん…











「あ、あと今日の昼休み多目的室こいよ」





「な、なんでですか〜?」





「なんででもだ!
んじゃ、授業頑張れよー」











そう言って先輩は3階に上がってしまった





昼休みかぁ…
ゆっくりしたかったけどまぁ仕方ない






そう、半分諦めながら教室へ向かった






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