タンポポの約束。
急いで行くと、ミナくん先生はもう待ち合わせの公園に来ていた
やっぱり少し顔色が優れないかな…
「遅くなってすみませんっ…」
「いいよ待ってないから
そんなことより」
ミナくん先生は私をみてニコッと笑った
「髪色も髪型もメイクも浴衣も似合ってる!」
うわ、不意打ちだ……
きっと今私の顔は茹でだこのように真っ赤だろう…
「ミナくん先生だって…
浴衣すごく似合ってます…」
そう、浴衣姿がかっこよすぎて直視できない
「あははっ!
神凪は面白いな〜!」
「えっ!?」
私何か変なこと言ったかな??
先生の面白いと思うツボがいまいちわからない
「じゃあ先に寄りたいとこあるからそこ行ってもいいか?」
「いいですよ〜?」
寄りたいとこってどこだろう??
私は黙って先生についていくことにした