タンポポの約束。




「はい!りんご飴!
素晴らしいカップルにもう一つプレゼントしとくなー!
いつまでもお幸せに〜!」











おじさんはそう言って3つりんご飴をくれた





なんか…カップルっていったの否定してないけどいいのかな??











「元気なおっさんだったなー!
はい、神凪に1つ!俺に1つ!」











そしてミナくん先生は私に1つと自分が1つ取ると


すぐ近くに並んでいた子供にもう一つ差し出した











「はい、これいらないからあげる」











そう言われた小学低学年くらいの女の子は
顔を赤らめながら受け取る











「あ、ありがとうお兄ちゃん♪」





「すみません…!お金を…」











隣にいた母親はそう言ってお金を出そうとするけど、ミナくん先生はニッコリ笑って止める











「いいですよ
ラッキー!レベルでもらってください」





「ですが…」





「そうかたいこと言わず
もらってくれると嬉しいです」





「あ、ありがとうございます…」











先生の説得に負けた母親も顔を赤らめて先生にお礼を言った





恐るべしイケメンの効果




そして子供にあげるなんて素敵だ




こういうのを見るとますます先生のことを好きになる…





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