タンポポの約束。

噂の怖さ





あれから早1ヶ月



2月になりました!





修学旅行から帰ってきてまた熱を出して寝込んで数日学校を休んだけど
特に変わったこともなく過ごせています♪





先生とのキスのことはふうちゃんたちにも言ってない
なんとなく恥ずかしくて…


今でも思い出したら顔が真っ赤になるくらいだもん…








そんな今日は先生が出張でいないので
久しぶりにふうちゃんと寄り道をしています♪











「この寒い中よくアイスなんか食べれるよねー」





「寒いときにもなんか食べたくなるんだもん♪」











ファミレスで私がアイスを頼んで食べていると
呆れた顔でふうちゃんはそう言う





アイスって年中無休だとおもう!











「そんなことは置いといて
最近先生とはどうなの?」





「特に何も〜…」











先生とは毎日放課後に勉強して
時々送ってもらう以外何もない





それだけでも私は十分幸せなんだけど♪





なんてキスの事を思い出して赤くなっていると
ふうちゃんがジトーっと見つめているのに気が付いた











「な、なに??」





「ぽぽ、先生と何かあったでしょ?
修学旅行から帰ってきてから変だもん
先生の話したら赤くなって嬉しそう」





「なっ…」











さすがふうちゃん…鋭い…






でもなぁ…さすがにキスしたなんて…恥ずかしくて言えないよ…












「早く言いなさいよー?
ぽぽが私に隠し事なんて100年早いわ」





「ひゃ、100年もっ…?」











ま、まぁ…ふうちゃんになら…

そう思ってふうちゃんの顔を見ないようにしながら言う











「じ、実は…その…水族館でき、キスしたの…」






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