タンポポの約束。




「テルくん…」





「一人で行動するなよ!!」





「ご、ごめんなさい…」











テルくん心配させちゃったかな?

怒らせちゃったかな??











「お前には関係ないだろ!」





「そうっすよー!
たんぽぽ先輩は誰とでも寝るって噂なんすから」





「どうせお前も数ある一人だろーが!」











ひどい


そんな噂まで飛び交ってるなんて…











「それにミナくんとこうやってイチャついてるしな!」











同じ学年の男の子がミナくん先生と私が勉強している写真を見せる





でも、それを見ても顔色変えずにテルくんはその人達を睨みつけたまま

とんでもないことを言った











「それはただ勉強してるだけだ!
その時俺がたまたまトイレに行ってたんだよ!
それに、ぽぽは俺の彼女だからな!!」





「なっ…」











そう言われた三人はびっくりして口をあんぐり開けている






けど、一番驚いているのは私だと思う…











「でも、ミナくんと付き合ってるって…」





「チッ
じゃあ今からのこと写真におさめて広めろ!
俺らが付き合ってるって証拠をな!!」











そう言うと、テルくんは何も言う暇なんて与えず、私にキスしてきた





それをちゃんと写真に撮る3人






は、は、恥ずかしいっ!!!!






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