タンポポの約束。

クラス替え、変わる心





ナツメ先輩が卒業して2ヶ月ほど経ちました




4月です

今日から3年生が始まりますっ!!





追試を受けてギリギリで進級できた私です…






そして今、クラス発表の紙を見ているんだけど











「う、嘘だぁ〜…」





「流石ぽぽ、とでも言うべきかな?」





「たんぽぽちゃんと一緒が良かったな〜…」











私、神凪たんぽぽの名前は


友人、三日月風花と松井愛美と雨宮昭くんと離れてしまいました




つまり…
私だけ違うクラスなんですっ!!





しかもふうちゃん、愛美ちゃん、テルくんの担任はミナくん先生なのに


私は違う先生…




ついてないにもほどがある…











「ふうちゃん、愛美ちゃん〜…
私不安だよ〜…」











同じクラスに知っている人がいないなんて…

浦島太郎の気分…











「あ、でもほらっ!
玖音と、同じクラスだよっ!」











そして愛美ちゃんは内山玖音と書かれたところを指さす




内山くんって玖音って名前だったなぁ
かっこいい名前だなぁ…



でも、内山くんがいてくれて少し安心…





「俺もぽぽと同じが良かった!!」





「1年間しか同じになれなかったねテルくん…」





「そうだっ!!
先生達ってひどいよな〜」











せめてテルくんがいてくれたら…




そんなこと考える不安な自分…






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