タンポポの約束。




「ミナくん先生じゃない!湊くん!
俺もうたんぽぽの先生じゃないから
敬語もいらない!」





「そ、そんなっ…」











いきなりそんなハードル高いですよ!!




そして今日のミナくん先生…
なんか可愛いっ!!


っていうか、自由!!





これが素のミナくん先生なのかな?




もー大好き…






じゃあそんな大好きな先生…
湊くんのお願い断るわけにはいかない…











「み、み、湊…くん」





「は〜い??」





「だ、だい…大好き………」











恥ずかしいーー!!!!!!




恥ずかしすぎて死んじゃいそう!!






絶対今顔真っ赤だよ〜…


いても立ってもいられず、せんせ…湊くんの顔を見ると

湊くんの顔も真っ赤になっていた











「たんぽぽ可愛すぎだろ〜!」





「そ、そんなことないです…ないよ!」











私からしたらあなたの方が可愛すぎます!!



そしてかっこよすぎます!!







私達が世間で言うところのイチャイチャしていると、そばで見ている三人が微笑ましく見ていることに気が付いた











「おめでとうたんぽぽちゃん♪」





「あ、ありがとうございます芽命さん♪」





「おめでと、湊」





「きっと姉ちゃんも喜んでるよ」





「ありがとな冬織!
うん、このみつばのクローバーが嬉しいって言ってる」











そう言ってみんなで咲いているみつばのクローバーを見る






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