タンポポの約束。
「愛美はさ〜、意外と優しいよな」
いつもツンツンして怒りっぽいけど
本当は優しくて気立てのいい子なんだ
それを気付けた俺は幸せ者だ
「意外とって…しつれ〜い」
「ごめんごめん
俺はそんな愛美がいいんだけどさ」
いつも優しすぎる愛美なんて想像したら…
ちょっとないわ…
「つまり好きってこと
俺は愛美が好きなの〜」
「っ……」
そういった瞬間愛美はゆでダコみたいに真っ赤になった
そんな愛美が可愛くて可愛くて…
思わず俺は愛美にキスしていた
観覧車でキスする人でした俺も
観覧車の魔法って怖いな
そう思いながら残りの半分くらいは楽しく話して過ごしていた