タンポポの約束。
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あの日
何回言っても白状しないって聞いたから
呼び出したけど…
俺こう見えて女に手を上げる趣味はないんだよな〜
そんなこと思いながら
女子達のいる特別教室に行った
『お前らさー自分達のしてることのせいで苦しんでる奴がいるのにそれして楽しいの?』
俺があくまで優しく
そう言うと、女子三人は調子に乗ったようで
俺をバカにしたように言ったんだ
『あんたまで可愛いからってかばうの〜?』
『そう言えばあんたの彼女が心友だもんね!』
『意外とあんたってちょろいやつ』
そう、そう言ったんだ
これだけなら我慢できたかもしれない
『そりゃ、ブスで性格もブスかばうより
可愛くて性格も可愛いやつかばうだろ
普通に考えろ〜、そして鏡見ろー』
怒ることなく俺が反論すると
そいつらは気に食わなかったのか
悔しそうに唇を噛む
『どうせ、あんたみたいなやつと付き合ってるんだから
あんたの彼女も最低なんだろーね』
しかし、俺はその言葉でぷつんと切れた
風花の悪口いうのか
しかも全く知らないくせに?
そう思い、俺はあいつらにあれしたんだ
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