タンポポの約束。
remember>>2
好きって気持ちには
3日後
ようやくテストが終わりました〜♪
「自由だ〜っ♪」
私が思いっきり喜んでいると
ふうちゃんが真顔で指摘してくる
「ぽぽは絶対補習だろうけどね」
「それを言わないでよ〜…」
そう、ミナくん先生が言ってくれてから
少しだけ多く問題を解けたけど
やっぱり途中で回収され続けたのだ
一学期でこれだから進級できるか心配だよ…
「んま!終わったことだし、今日で寄り道できる最後の日!楽しも〜」
「そうだね♪」
あの時のミナくん先生のことはふうちゃん達にも言っていない
なんとなく、2人の秘密にしたかったから
そんなことを話しながら下駄箱に行くと…
「やほ〜、マイハニー!
俺様が待ってたんだ、一緒に帰るぞ」
私達の下駄箱でナツメ先輩が待ち伏せしていた
あの日以来だから存在を忘れかけていた
そしてふうちゃんに言ってなかった…
そしてふと、ふうちゃんを見ると
とても顔を赤くしてナツメ先輩を見ていた
ん?んん???
こ、これってもしかして…