タンポポの約束。




「全くお前…神凪は変な奴に好かれるな〜」





「そ、そんなことないですよ…」





「ま、変は変を呼ぶ、類友ってやつかー!」











そう言って笑い飛ばす先生





変は変を呼ぶ…類友…ひどいっ











「っと、頭痛かったろ?ごめんな」











先生はそう言うと打ったところを撫でてくださった







や、やばいよ〜…



ドキドキが止まらない…











「たんこぶ出来そうだな
冷やすやつもらいに行くか」





「そ、そんなっ!
大丈夫ですよ〜♪」





「だめ、体は大事にしないと」











そういった先生の顔がとても悲しそうなのは何でだろう?











「わかりました…」











先生の時折見せる切ない表情はなんなのかな?





なんて考えながら保健室へと向かう






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