タンポポの約束。




「いくつくらいなの?」





「えっと…確か四葉さんの1つ上だったはずです」











それがどうかしたのかな?



ま、まさか知り合いとか!?




それだったら恥ずかしいよ〜…






私の心配とは裏腹に、四葉さんは私の髪に飾り付けをして微笑んだ











「できた!
もしかしたら、知り合いかもしれないな」





「し、知り合い…?」











すごく綺麗にできた髪のセット
さすが四葉さんだ♪




って、そうじゃなくて
四葉さんと知り合い…ってまじですか〜っ!











「ま、もう疎遠な奴だけど
風の噂でここら辺の高校の美術教師になったって聞いたからな」





「そ、そうなんですか…」











そうとも知らず…ぺらぺらと話してしまって…

でも疎遠なんて悲しいなぁ…
仲悪かったのかな?











「まぁまぁ、気にせずに頑張りな!
じゃ、祭り楽しんでおいで」





「あ、はいっ♪
ありがとうございます♪」











あまりの四葉さんの爽やかスマイルに何も言えずにそのままお店を出た






なんか色々モヤモヤするなぁ…






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