タンポポの約束。




「か、重なるんですね…」











私はそう返すのでやっとだ




彼女…いるんだ…











「なんか似てるんだよ
名前の感じとか」











似てるなら私じゃダメですか?なんて思ったり…











「本当は夏祭り行く予定だったんだ」











なるほど…だから一人なんだ




ドタキャンされて凹んでるとかかな?






でも…彼女の事話してる割に悲しそうだなぁ…






叶わないのは知ってたのに…
何でこんなに悲しくなるんだろう…











「具合悪いならムリしないでくださいね♪」





「ありがとう」











なんだかよくわからないけど

みつばさん、早く先生と仲直り?してください







ん??みつばさん??

どこかできいたことある名前だな…






そんなことを考えながら先生をおいてそのまま私は帰った








まぁ、後から散々テルくんから電話やメールで心配されたのは言うまでもない





そんな大変なお祭りでした…






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