タンポポの約束。




「明日も来るか?」





「もちろんです♪」











当然のことの筈なのに
何故か先生は優しく笑って頭を撫でてくれる











「神凪は偉いな
俺が教えたやつ、一回きりで二度と来なくなるんだよな〜」





「……わ、私は来ますよっ!」











あれだけスパルタだと来なくなるかもしれないね…



それより"神凪は偉いな"で私の頭の中いっぱいです♪



ニヤけそう…なんてね











「では帰りますね♪
さようなら」











私が美術準備室のドアを開けると…











「よっ、話がある」











そう言ってドアの前でナツメ先輩が立っていた






な、何でいるのーっ!?






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