タンポポの約束。

先生と四葉さん





先輩と付き合うようになり
先生と勉強するようになり数ヶ月


もう12月です
冬です!寒いです…






あれからやっぱりふうちゃんとは話していない

そろそろ話さなくちゃなって思ってるんだけどね…






先輩は先生と勉強したあと、いつも私を家まで送ってくれる




そのせいで付き合ってるんじゃないかって噂はどんどん広まってるから
ふうちゃんの耳に届くのも時間の問題だろう…




その時に仲直りしよう
って考えています






そんなことを考えながら今日も美術準備室に向かっていると…











「たんぽぽ!」











私の名前を呼びながらナツメ先輩がやって来た





もちろん色んな人に見られるわけで…
居心地が悪い…











「今日俺用事で一緒に帰れねーから
寂しいだろうけど一人で帰れよー」





「あ、わかりました♪」











じゃあ少し早めに切り上げて帰った方がいいよね
もう陽が暮れるの早いから…











「じゃーな」





「さようなら〜」











そして走り去っていく先輩を見届けていると
突然誰かから肩をポンッと触られた











「ぽぽ〜!」





「テルくんっ♪」











ふうちゃんの仲直りできてないから
ふうちゃんとテルくんと私とで登校してたのに
一人ずつになったから久しぶりな感じがする






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